2009年10月8日木曜日

写真売りましょ買いましょ展

昨年に続いて、第2回目の「写真売りましょ買いましょ展が開かれた。

さすがに2回目ともなると、出品される写真も売るということを意識した作品が多くなり学習効果を感じた。続けることの大切さを実感する。

主催するShincのメンバーの一人である写真家の五味彬さんとは、ここ2年くらいのおつきあいになるが、五味さんの面白いところはものすごくマニアックでディテイルにこだわる人であることだ。

今回も前回と比べて写真の並べ方に工夫がほどこされている。LP時代のレコード屋さんでアルバムを発掘するときの楽しさは格別で、ジャケ買いという言葉もあるほどジャケットのビジュアルに僕たちは感化をうけている。そういう人間の興味と行動のあり方を考えての展示は意外に深いものがあるのではないだろうか。

値段の付け方も20x200のサイトの一番小さいサイズが200のリミテッドで20ドルというのと感覚が近い。20x200のウェブサイトのキャッチフレーズはArt for Everyone。

初日に100点以上が売れる大盛況となったのも時代のパラダイムシフトを思わせる。人気写真家・大和田良さんの作品はなんとオープニングパーティ前に売り切れていた、という話だ。

時代は確実に変化している。



マットしてある作品もある。
初日から発掘モード全快。五味さんのポラロイド作品は一点物です。
メタルにプリントされた五味作品はダゲレオタイプを思わせる。
福福星もメタルプリントにしてみた。えらく相性がいい。
渡部さとるさんも発掘モードで値上がりしそうな作品をあさってましたよ。
五味彬さん。酒のにおいのするところには出没しないといっていたのに大丈夫でしょうか。
主催者の一人で五味さんのアイディアをフォローしてくれる大事なスタッフHanaさん。
水谷さんも主催者の一人。
受付を担当する若い二人
コスモスギャラリー店主、新山洋一さん。気さくな人柄が多くの写真家に慕われている。

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