2009年12月8日火曜日

TSUTAYAにて

日曜日に農大の前のTSUTAYAに行って, Photographicaの竹内万里子さんのコラムを立ち読みしていた。
と、突然「ダダー!パンツの中にウンチがでちゃったぁー!」と3歳の娘の大きな声が店内に響き渡った。

げ、やば。すぐに娘をトイレに連れて行く。さいわい、しっかりした固形物だったので楽に処理できた。

まだ娘を連れて安心して本屋でゆっくり物色するのは難しいようだ。まあ、しかし、最近の本屋は魅力がない。写真関係の雑誌はほとんどカメラ誌だし、ZOOMとかEYEMAZINGとかAPERTUREと言った雑誌のように掲載されている写真に惹かれて手に入れたい、と思うようなものは皆無だ。

なぜだろうな。最近の写真はものとしての魅力がないものが多い。ヘルムート・ニュートンやギイ・ブルダンがフレンチ・ボーグなどの写真を撮っていたときは必ず買って切り抜いていたものだが・・・トマス・ルフのやっていることもよくわかるのだが、欲しいという気持ちにはならない。いちおう勉強のために写真集は買ったけどね。

これはぼくの感覚が時代錯誤におちいったからなのか。それとも、今時の写真家のオーラが弱くなっちゃってるのか。

先日まで行っていたルッカデジタルフォトフェストで購入した写真集はGiacomo Costaの
The Chronicles of Time。これもテーマとしてはちょっと古いように思うのだが、J.G.バラード風のタッチがあって気になってしまった。

どちらにしても、単なる総合書店の魅力はまったくない。あれだけ雑誌や本がおいてあっても自分に語りかけてくる本は皆無。そういえば、20代の頃は本屋でパイディアや遊といった雑誌が表紙だけからでも自分に呼びかけてきていたものだ。買うべき本とはパシッとテレパシーみたいにひかれあったものだが・・・・

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